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2006年11月 4日 (土)

アーノンクール/ウィーン・フィルのコンサート(11/3/06)

11/3(金・文化の日)、今回は、ラッキーにもチケットが入手できたアーノンクール/ウィーン・フィルのコンサートを聴いた。会場は、サントリー・ホール

ウィーン・フイル・チケット


ここサントリー・ホールの舞台で演奏してから、はや、3ケ月がすぎたんだぁ~と考えながら、聴衆としてホールに入った。

プログラムは、ブルックナー:交響曲第5番
の1曲のみ、のつもりで行ったが、実際に開演すると・・・。

楽団員の入場が始まると、いつも通り、聴衆は、一斉に拍手で迎える。
ところが、あれ?楽団員と共に、何やら、ステージ衣装を着、楽譜を持った日本人らしき人が何人か(後で数えたら13人)入ってくる、あれ?何だろう。
楽団員全員揃うと、チューニングもせずに、やおら、楽団長のClemens Helberg氏が立ち上がり、マイクを持って喋りだす。

「ウィーン・フィルハーモニック ウィーン イン ジャパン 2006を迎え・・・・、ウィーン・フィル来日50周年を迎え、また、ウィーン・フィルの日本の“ホーム”でもあるサントリー・ホール20周年の記念すべき年になりました。また今日、11/3文化の日は、このサントリー・ホールを開場し、最大のメセナ活動を行なった故・佐治敬三氏の命日に当たります。その故・佐治敬三氏に敬意と哀悼を込めて、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス K618をささげます。」と挨拶。

演奏は、バッハ・コレギウム・ジャパンの合唱と弦楽器Vn1st,2nd 2プルト、Va,Vc 1プルト、Kb 1人とオルガンにより、厳かに演奏された。事前に、「演奏後の拍手はご遠慮下さいとのこと」で、皆、聴き入った。心が込もった美しい演奏であった。前日、来日したアーノンクール氏が、来日直後、リハーサルを行なったそうである。意外にも、事前プログラムにない、モーツァルトを聴けてしまった。

さて、いよいよ、ブルックナーである。

オケの配置は、いわゆる対向配置。舞台向かって左側から1st Vn、Vc、Va、2nd Vn。Kbは、1st VnとVcの後。テンパニが、Vaの後。金管が、舞台向かって左側から、Hr、Trombon、Trompeteの順。因みに、弦楽器は、1st Vn、8プルト、Vc 5プルト、Va 6プルト、2nd Vn 7プルトであった。

この曲、弦楽器の弱奏で始まる。Vc、Kbによるピチカートに乗って、まず、Vaが、次に2nd Vn、そして1st
Vnと美しい旋律が奏でられる。初めて、この曲を聴いて、こういう開始があるんだと思った記憶がある。ウィーン・フィルはやはり美しい。これが冒頭から24小節続いたあと、Tuttiで、ffでファンファーレ。ブルックナーと特徴であるゲネラル・パウゼも随所に。アーノンクールは、このゲネラル・パウゼが、若干長め。(特に、1楽章前半に、もの凄い長いパウゼがあったが、これは意図したことだったのだろうか?)

2楽章も美しい。分厚い弦楽器の音は素晴らしい。3楽章は、テンポが速め。しかも緩急自在にあやつるアーノンクール。
そして4楽章。これまた、冒頭に前奏ともいえる、弦楽器の弱奏ではじまる。
この弱奏ではじまる形は、第5交響曲の特徴である。それにゲネラル・パウゼが多いのも、やはり特徴か。


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総じて、私、Viola弾きから聴いていると、Violaが良く聴こえ、非常に満足。2nd Vnより、良く聴こえていたし、やはりViolaはこでなくっちゃという感じである。VaのHeinrich Koll氏は、やはり目立つなぁ(笑)。

いやー、久しぶりに世界の一流オケを生で聴いたのは、久しぶり。やはりCDでは、得られない音響、やはり、生で聴くのは、よいなぁ~

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チケットは完売と聞いていたが、私の隣は、空いていた。来られない用事があったのだろうが、勿体無いな。

終演後のサントリー・ホール出口で、撮影。「ウィーン・フィルハーモニック ウィーン イン ジャパン 2006」の赤い垂れ幕が下がっていた。
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» アーノンクール指揮ウィーン・フィル [Tany&wife's blog from 新浦安]
待ちに待った、ニコラウス・アーノンクール指揮のウィーン・フィル(VPO)の演奏会を聴きに行きました。 今日の曲目は、ブルックナーの交響曲第5番。 [続きを読む]

受信: 2006年11月 4日 (土) 13:22

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