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2007年2月18日 (日)

男はつらいよ-寅さんレビュー2:山田監督

NHK-BSで放送された、男はつらいよ あゝ失恋48連発

山田監督が出演した「寅さんレビュー」。その模様、第1回目に続き、その2回目をアップします。しかし、2回では、収まりませんでした。

渡辺アナウンサー 「聞けっていうから聞きます。本来聞きにくいのですけど。48作の中で、もし監督が、もう一回見たい、っていうものがあるんだったら。・・・一番好きだという、お気に入りは?」
・・・
山田監督 「・・・あの、やっぱり出来の良い悪いってありますよ。だけど出来の悪い息子だって、可愛かったりするじゃないですか。だから出来の良い息子だけ褒めるのは、出来の悪い息子には可哀想って感じはしますけれども、ま、強いて問われれば、やっぱり、「リリー」さんの出ているやつですね、あのー、「相合傘」っていう北海道に行くのがありましたけども、あれは、そんなにこの物語が膨らんでいくものじゃないんですけれども、わりに、こう、スケッチの様に淡々と運びながらね、なんだか全体がある種の不思議な味わいがあって、ああいう作り方というのは、あまり他にはしていないな、とても僕はね、あの、不安でしたけど、わりに上手く行ったと思いますね。」
渡辺アナウンサー 「「リリー」さんは、11、15、25、48作と出ていますが・・・・」


視聴者の手紙-「さくら、博の存在・有り方」-について

渡辺アナウンサー 「寅さんだけでは、この世は成り立ちませんからね。」
山田監督 「それは、寅さんが良く知ってるわけなんです。俺は渡世人だという。」
山本監督 「博の存在、さくらの存在、あれ、大きいですよね。」
山田監督 「そうですね。・・・だから、寅さんは、最愛の妹の旦那が、博であることに満足しているんですよね。俺みたいな遊び人と一緒になったら、寅さんは、きっと、あれでしょう、命がけで、邪魔したんじゃないですか。」


視聴者の手紙-「寅さんは”喜劇”ではなくなった」-「寅さん映画の形」について

山田監督 「喜劇とは何かということになりますわね。僕は、(寅さんは)喜劇でいいと思っていますが。人間というものは、元々、滑稽な存在という認識のもとに書かれる小説や映画、作られるものが、喜劇でしょう。・・・しょうがないな、この男、もうちゃっと考えなおさないかな、と言う、しっかししろよ、と言う気持ちで、作っている、さくらの様な気持ちで、作っているわけですよね。」
渡辺アナウンサー 「寅さんだって、決して失恋がしたくて恋を始める訳じゃないから。」
山田監督 「だから、それはそうですよ、失恋だから、悲劇は悲劇ですよ。むしろ悲しい話しですよ。・・・そういう提案もされましたよ、会社から。結婚してさらに物語が、発展していくというかね、そういう展開に変えた方が良いではないかとね。そん時に僕が考えたことなんだけど、確かに美女が現れて、恋をして、最後に失恋するということの繰り返しじゃないですか、ま、いろんな同じことを。でも、それが大事なことなんじゃないかなと思ったんですよね。いつものあの形を見たい、と思う。いつものあのラーメンが食べたいというのかな、味をもう一回味わいたい、ラーメン作る方が、もう飽きたな俺は、というね、ここらでライスカレーに切り替えるか、というとそれは、困っちゃうわけでね。」
山本監督 「そこに行ったらそのラーメンが必ず同じ味を出してくれなきゃ困るという。」
山田監督 「しかも、ね、(質が)落ちちゃ困るというね。そうするとぱっと(客が)来なくなっちゃう。」


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