カテゴリー「映画・テレビ」の記事

2008年10月10日 (金)

おくりびと

映画「おくりびと」のテーマを弾いてみたhappy01


おくりびと Viola (261.8K)

おくりびと Piano (223.6K)


携帯の方は、以下の小さいサイズ(3GP)のファイルをクリックしてください。
おくりびと Piano 3gp (23.3K)

おくりびと Viola 3gp (27.0K)

おくりびと Piano2 3gp (20.9K)

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2008年4月 3日 (木)

けたたましいハンバーグ

”けたたましいハンバーグ”

”にこにこしている生卵”

何だと思われますか? 

私は、この言葉を聞いて、おっ!となりました。

4/1のNHK 「爆笑問題のニッポンの教養」をみている最中でした。

今回の”爆笑問題”の対戦相手は、松岡正剛氏

”編集工学”がテーマでした。

”編集はズレを生む。そのズレこそが新しい価値を生む”

”インプットとアウトプットが違っており、ずれが生じる。で、ずれが重要だろうと。その間に僕は関心があるんですね。個性だったり、言語というものが持っている”不埒なおぼつかなさ”だったり。例えば、悲しみとか笑いとか、おかしみというものも、何かそういう間のずれで起こってくるんではないかなと思うんですよ。”


またまた凄い人です。

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2008年1月 7日 (月)

ETV特集「チャップリンの秘書は日本人だった」

1/6 NHK ETV特集「チャップリンの秘書は日本人だった」(NHK サイト)を観た。

恥ずかしながら、チャップリンの秘書が日本人だったことは知らず、今回初めて知った。
またその秘書「高野虎市」の没後30周年を記念した展覧会「没後30年記念 チャップリンの日本 チャップリン秘書・高野虎市遺品展」(於:東京国立近代美術館フィルムセンター)が、昨年12月まで開かれていたことも知らなかった。

事前知識がなかっただけに、番組は、面白かった。

15歳にして、アメリカに渡り、31歳にして、チャップリンと出会う。運転手から始めて、その後、チャップリンの信頼を得て、秘書となる。ハリウッドでは、「高野」の名前が知れ渡る。しかし、チャップリンの3番目の妻「ポーレット・ゴダート」との確執で、長年勤めた秘書を辞める。日米戦争を挟み、スパイ容疑。晩年、日本に戻った「高野」が取り組んだのが、市民権回復運動。

またひとつ勉強になったな。

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2007年12月 2日 (日)

ブレイブワン

12/1(土) ジョディ・フォスター主演の「ブレイブワン The Brave One」を観た。

まず12/1が映画の日とは知らずに劇場に行ったら、毎月1日は映画の日とのことで、1,000円で観られたのは、ラッキー。先週も「ALAWYS 続・三丁目の夕日」が、1,000円で観られたので、ここのところ続けて通常より安く観られている。

さてこの映画、ジョディ・フォスター主演ということ、「許せますか、彼女の”選択”」(英語では、"How many wrongs to make it right?")、というコピーに惹かれて観たのだが、ジョディ・フォスター、テレンス・ハワードは○で、「許せますか、彼女の”選択”」というところは、△という感想。

復讐、私刑という問題を扱っているのだが、「考えさせる」ところまでは、私自身行かなかった。彼女の「選択」が許せるのか、許されないのか、を深く考えさせられるところまでには、行かなかった。何か、方向が違う、何かが、足りない、と感じた。一線を越えて、今までの自分とは違う、自分自身を変わってしまった?というのは、何か違う。ラストシーンの扱いも、それほど、驚きではなかった。

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2007年11月25日 (日)

ALWAYS 続・三丁目の夕日

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を劇場で観てきた。

前作は、DVDで観て、面白かったので、今回は、映画館で観た。自分が住んでいる街で、この映画が上映されていたので、その劇場で観たのだが、ラッキーだったのは、あるクレジットカードを提示すると、1,000円で観れたこと。800円分は得をした。

お客さんに子供連れが多かったのは、少々驚き。

で、肝心の感想。
うーん、正直、前作の方が良かった。少し期待しすぎたところがあるかもしれない。続編は、やはり難しいですな。今回は、いろんなエピソードが入りすぎて、核となるところで今ひとつ泣けなかった。でも、昭和の雰囲気満載で、まぁ、出来は悪くはありません。

今回は、前作を観てないと、理解できない部分がある。1作目を観てない場合は、1作目を観てからどうぞ。

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2007年7月 2日 (月)

男はつらいよ 第11作 寅次郎忘れな草

日曜日に、久しぶりに「男はつらいよ」を観た。NHKで放送されていたものをDVDに保存していた中から、名作の一つ、第11作を選んだ。

本作の珍騒動は、"ピアノ"騒動。寅さんが、本物のピアノをおもちゃのピアノと勘違いしたところから、騒動が始まる。因みに、第15作は"メロン"騒動だったな。

網走にて、寅さんとリリーが出会ったところから。

寅さん  「どうしたい、夕んべは泣いてたじゃないかい。」
リリー 「あら、やだ、見てたの?」
寅さん 「うん。何か辛いことでもあるのかい。」
リリー 「ううん、別に。ただ何となく泣いちゃったの。」
寅さん 「何となく?」
リリー 「うん・・。兄さんなんか、そんなこと無いかな?・・夜汽車に乗ってさ、外見てるだろ。そうすっと何にも無い真っ暗な畑ん中なんかに、ひとつぽつんと明かりが点いてて、『あー、こういう所にも人が住んでいるんだろうな』、そう思ったら何だか急に悲しくなっちゃって、涙が出ちゃいそうになる時って、無いかい?」
寅さん 「うん・・。こんなちっちゃな明かりが、こう・・、遠くの方にすぅーっと遠ざかっていってなぁ。あの明かりの下は、茶の間かな、もう遅いから子供たちは、寝ちまって、父ちゃんと母ちゃんが二人で、湿気たせんべでも食いながら、紡績工場に働きに行った娘のことを話しているんだよ、心配して・・。ふ・・、暗い外を見て、そんなことを考えていると、汽笛が、ぼーっと聞こえてよ、何だか、ふっと涙が出ちまうなんて、そんなことは・・、あるな・・、わかるよ。」


リリーのテーマ曲が流れる。





リリー 「ねぇ。」
寅さん 「うん?」
リリー 「あたしたちみたいな生活ってさ、普通の人とは違うのよね。それも良い方に違うんじゃなくて、何ていうのかな・・、あってもなくても、どうでも良いみたいな、つまりさ、泡(あぶく)みたいなもんだね。」
寅さん 「うん。泡だよ。それも上等な泡じゃねぇわな。風呂の中でこえた屁じゃないけど、背中の方に回ってパチンだ。え?可笑しいか?」
リリー 「面白いね、お兄さん。」


続きを読む "男はつらいよ 第11作 寅次郎忘れな草"

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2007年6月 2日 (土)

「武士の一分」-山田監督

『人には命をかけても
守らねばならない
一分がある。』

「どうしたんだお前。何があったんだ。ひとかどの侍相手に、真剣勝負をするなど狂気の沙汰だ。」
「勘弁して下さい。『武士の一分』としか申し上げられなしね。」

『倶に死するを以って、心と為す。
勝ちはその中にあり。
必死すなわち生くるなり。』







劇場公開時には観られず、DVDにて、「武士の一分」を観た。
原作は未読。
「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」に続く、第3弾。
(「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」のいづれも鑑賞済みだが、本ブログには、感想等まだアップしていない。「武士の一分」が先になってしまった。)

本作、最後が肝心。
決闘・果し合いシーンの後にも話しが続き、最後にじわっとくる。

脇を固めた、徳兵役の笹野高史が、実に良い。

「武士の一分」ではあるが、一分は、武士だけではない。「妻・加世の一分」でもある。

私の一分は、何であろうか。

気に入ったセリフを以下に引用する。


「俺は死ぬ。何の値打ちもねえ男になってしまった。死んだ方がましだ。」
「あなた、そげなことはありましね。」
「俺は、何も見えねえんだぞ!」
「だから、どうしたと言うのでがんすか!ただ、お目は、見えないだけでありましか。あなたは、今まで通りのあなたで・・」
「違う!・・違う、・・・俺は、誰かの助け借りねば、生きていけれねえ身体ではねか。いづれお役御免でお城勤めもかなわねくなる。そうすれば、侍でもねえ。誰かの世話になって、ほいとみていな惨めな一生を送るしかねえんだぞ。」
「私が側にいるではありましねか。」
「お前もその内嫌になる。俺みていな者を捨てて、どこかに行ってしまう。」
「何て、あなたは何てひどいことを。みなしごだった私は、ずっとあなたのお側さいて、あなたの嫁になることがただひとつの望みで、それをなして!あなたの居なくなった暮らしなど、考えられましな。死ぬならどうぞ、私も、その刀ですぐ後を追って死ぬますさけ、死ぬなら、死ぬなら、どうぞ。あ、あ、あ・・・あああ・・・(泣)」


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2007年4月21日 (土)

「ハンニバル・ライジング」観ましたが・・

公開初日、「ハンニバル・ライジング」を観て来た。
観に行ったのは、全くの予定外。たまたま近くの映画館で上映すると知り、急に思い立ち、観て来た次第。

原作は読んでおらず、いきなり映画を観た。
過去3作「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」、「レッドドラゴン」は、既に観ている。

観た感想は、「うーん、ロードショーで観なくても良かったな」。

ハンニバル・レクターは、やはりアンソニー・ホプキンスが演じたから、良かったのだな。

因みに、青年ハンニバルに日本人が影響を与えていたという設定。日本人を演ずるのは、中国の女優Gong Li。
原作を読んでいないので、日本が出てくる必然性が良く分からなかった。

Trailerは、ここで観れます。

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2007年4月12日 (木)

「霧の旗」-山田洋次監督

「男はつらいよ」に嵌まった流れで、先日の「家族」(1970年)を観た以降、最近、山田組の作品を何本か続けざまに観ている。折をみて、観た作品の感想などをアップしようと思う。

その中から、まず初期の作品から、「霧の旗」(1965年)を観た。

もちろんモノクロ作品。原作は、松本清張のサスペンス。山田洋次にしては、珍しいサスペンスもの。

キャストは、倍賞千恵子、滝沢修、新珠美千代、露口茂、川津祐介等。
音楽は、林光が担当。

私は、原作を読まずに、本映画を観た。

あらすじは、サスペンス故に書かないが、ストーリー展開に難があるとの評がある。確かに、何故、あれほど弁護士に復讐に燃えるのかは疑問は無くはないが、しかし、本筋は、そういうストーリー展開とは別のところにあるのか?

私は、純粋に、復讐に挑む、倍賞千恵子の、冷たい、悪女振りを楽しめた。

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2007年3月30日 (金)

さよならはダンスの後に

倍賞千恵子が出演するので、NHK「きよしとこの夜-桜満開デラックス」を見た。

この中で、「下町の太陽」、「さよならはダンスの後に」が歌われた。
「下町の太陽」(昭和38年)はさすがに記憶になかったが、「さよならはダンスの後に」(昭和40年)は、何と、見た、聞いた記憶があった。

冒頭を聞いたとたん、記憶がよみがえった。

懐かしい!?

自分の歳を考えると本当かな?と思うが、確かに記憶がある。不思議だ。


下町の太陽/さよならはダンスの後に/おはなはん

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2007年3月25日 (日)

「家族」-山田洋次監督

「男はつらいよ」に嵌まってしまい、山田組の作品に興味を覚え、「家族」を見た。

  「男はつらいよ」に嵌まって、2度目の日本映画への興味。
  1度目は、小津安二郎作品をNHKが放送した時。- 小津作品もまた観たくなってきた。

1970年のこの作品。「男はつらいよ」第1作-第5作の合間に撮られたもの。

高度成長期の日本にあり、長崎、伊王島で貧しい炭鉱の仕事をしていた、とある家族。その家族が長崎を離れ、北海道で酪農の仕事を始めるため、長崎から北海道に向かう鉄道の旅の過程を描いたもの。その苦しい旅の過程に、いろいろな「家族」のエピソードが盛り込まれている。

主演の倍賞千恵子が美しい。


倍賞千恵子 (風見民子)
井川比佐志 (風見精一)
笠智衆 (風見源造)
前田吟 (風見力)
花澤徳衛 (チンケ)
ハナ肇 (喜劇俳優)
渥美清 (連絡船の男)
春川ますみ (娼婦)
太宰久雄 (長崎本線の客)
梅野泰靖 (丹野先生)

原作・監督:山田洋次
脚本:山田洋次、宮崎晃
撮影:高羽哲夫

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2007年3月21日 (水)

渥美 清の伝言

3/21、NHKにて再放送の特集「渥美 清の伝言」 (1999年2月26日放送)を見た。
   3月21日(水) 午後7:45~8:46 NHK BS2
   - 特集「渥美 清の伝言」 (1999年2月26日放送)

99年当時は、見ておらず、今回、初めてこの番組を見た。

番組は、「男はつらいよ 第48作 寅次郎紅の花」の撮影に同行し、その撮影における「渥美清」の模様を収録していた。

そこには、何と、痛々しい、悲痛な渥美清の姿があった。

肝臓癌と闘い、肝臓病特有の、あの身体のだるさに疲弊している渥美清。
スクリーンに映し出されている「寅さん」も後半の作品では、疲れて見えていたが、本当の渥美清は、想像を絶するほど、体調が悪かった模様が見てとれた。何とも、痛々しい。

「あなたの最後の戦いは、私たちに、生きる勇気の大切さを、教えてくれました。」
と番組は始まる。

渥美清
  「だから本当は、一番いいのは、その人がいくつだか歳もわかんないみたいなのが一番いいやね。僕なんか観る側としては、あんまり細かいインタビューとか、あんまり細かい記事なんかでもって、その人がどこどこの出身で、どこでどうでとか、今、歳がいくつでだとかなんて、げんなりしちゃうもんね。歳なんて、むしろわかんない方が良い。」と言っていた渥美清。

それがNHKの取材申し込みに対して、

  「もういいんじゃないかな」と、

密着取材を許可したという。

  「寅さんが、手を振りすぎていたのかな。愛想が良すぎたのかな。スーパーマンの撮影の時に見ていた子供たちが、『飛べ、早く飛べ』と言ってたというけれども、スーパーマンはやっぱり2本の足で地面に立ってちゃいけないんだよね。うん。だから、寅さんにも、黙っていちゃいけないんでしょう。24時間、手を振ってなきゃ、ははは、ね。ご苦労さんなこったね、うーん。『飛べ、飛べ』と言われても、スーパーマンは飛べないもんね。針金で吊っているんだもんね。」と語る渥美清。

最後のカットを撮り終えた時のあの表情は、何とも言えない。最後に愛用のあのトランクに手を掛けていた。

壮絶なる役者人生を駆け抜けた渥美清であった。

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2007年3月17日 (土)

リリーのテーマ曲

「男はつらいよ」のアンコール放送も終了した。
アンコール・パート2の結果は、やはり、リリーが出ている第25作 寅次郎ハイビスカスの花が、第1位となった。さらに最終作48作 寅次郎紅の花も第4位にランクインした。

「男はつらいよ」の放送がこれで本当にお終いになってしまった。全48作、アンコール放送もすべて録画して、いつでも自分で、また見れるのだが、放送が終わってしまうと、何とも淋しい。

そこで、と言ってはなんだが、リリーのテーマ曲を、自分でアレンジしてViolaで弾いて見ましたので、それをアップします。
これは、実際は、前半の作品、第11作「寅次郎忘れな草」、第15作「寅次郎相合い傘」で使われていたメロディーです。



--あ、でも、まだ「寅さん」関連番組がもうひとつあります。
   3月21日(水) 午後7:45~8:46 NHK BS2
   - 特集「渥美 清の伝言」 (1999年2月26日放送)

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2007年3月13日 (火)

男はつらいよ 幻の第49作

今日3/13、NHK BS2で放送された「あなたが選んだ寅さん アンコール・パート2」。
本編は、第4位になった「寅次郎紅の花」であったが、本編終了後の「寅さんレビュー」にて、山田監督自身による「幻の第49作」構想について、言及されていた。

「第49作」として、既にあらすじ、配役構想も固まっていたという。肝心の寅さんこと渥美清も、その第49作を了承いていたという。

物語は、室生犀星の小説「あにいもうと」を題材にして、舞台は、土佐高知。配役には、「あに」は、西田敏行、「いもうと」は、田中裕子という設定。「いもうと」の堕ろした子の父親が寅さんだと勘違いして、騒動が起こる話しであったという。

今となっては、叶わない話であるが、この「幻の第49作」、見てみたかった。

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2007年3月11日 (日)

男はつらいよ 第15作 寅次郎相合い傘

「男はつらいよ」後半24作の中からアンコール放送が決まったが、私は、前半24作から、自分でアンコール、録り溜めていたものから、ピックアップした。やはりリリーが出演している、そして、山田監督にお気に入りである第15作「相合い傘」を約1年振りに観た。うーん、やはりこれは名作である。

後半24作の途中から始めたセリフ起こしをこの第15作でもやってみる。リリーのテーマ曲もアップした。セリフ起こし部分は「続きを読む」でどうぞ。

続きを読む "男はつらいよ 第15作 寅次郎相合い傘"

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2007年3月10日 (土)

男はつらいよ アンコール結果

「男はつらいよ」の後半24作品(第25作~第48作)の中から、アンコール放送の投票結果が発表された。

第1位: 第25作 寅次郎ハイビスカスの花 (1980年) 浅丘ルリ子
--- 3/16(金) 21:00 BS2

第2位: 第32作 口笛を吹く寅次郎 (1983年) 竹下景子
--- 3/15(木) 21:00 BS2

第3位: 第46作 寅次郎の縁談 (1993年) 松坂慶子
--- 3/14(水) 21:00 BS2

第4位: 第48作 寅次郎紅の花 (1995年) 浅丘ルリ子
--- 3/13(火) 21:00 BS2

第5位: 第26作 寅次郎かもめ歌 (1980年) 伊藤蘭
--- 3/12(月) 21:00 BS2

その他を含め、第1位~第24位までの順位は、NHKのサイトでどうぞ。

第1位~第5位にランクインした作品はどれも良い作品。やはり、リリーが人気ですね。
リリーが出演している作品は、もちろん素晴らしいのだが、私は敢えて違う作品を投票した。
残念ながら私が投票した作品は、下位にランクされてました。
うーん、それにしても第6位以下の順位は、個人的に納得がいかない部分があるなぁ。
この作品は、少し出来が悪いのでは?と私が思っている作品が、上位にあり、これは秀逸と感じた作品が、下位にランクされている部分がある。どうしてかなぁ。

第1位~第5位にランクインした作品についての過去ブログ記事は以下の通りです。
第25作 寅次郎ハイビスカスの花
第26作 寅次郎かもめ歌
第32作 口笛を吹く寅次郎
第46作 寅次郎の縁談
第48作 寅次郎紅の花

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2007年2月24日 (土)

寅さん関連番番組

NHKで3月に、渥美清、寅さんに関連する番組が放送される。

3/11の番組は視聴済みなのだが、3/14、3/21の番組は興味深々。

詳しくはこちらのサイトでどうぞ。



蔵出しエンターテインメント「渥美 清 劇場」-NHK-BS2にて。

3月7日(水) 午後7:45~8:17
- 「夢であいましょう~テレビ以前」 (1965年7月17日放送)

3月14日(水) 午後7:45~8:31
- ETV特集「寅次郎かく語りき~男はつらいよ 名セリフを読みとく」(1996年9月9日放送)

3月21日(水) 午後7:45~8:46
- 特集「渥美 清の伝言」 (1999年2月26日放送)

3月 11日(日) 午後10:45 ~ 午前0:30
- 渥美 清の肖像 ~知られざる役者人生~

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2007年2月20日 (火)

男はつらいよ-寅さんレビュー3:山田監督

NHK-BSで放送された、男はつらいよ あゝ失恋48連発

山田監督が出演した「寅さんレビュー」。その模様、第1回目第2回目に続き、収まらなかった部分を最後の3回目としてアップします。

視聴者の手紙-「消えゆく日本の風景」-について

渡辺アナウンサー 「今となっては、大変な文化遺産みたいなものですよね。今、もう撮れなくなった映像とか随分・・・」
山田監督 「もう随分、消えちゃった風景が、この映画の中には、確かにありますよね。」
渡辺アナウンサー 「そういう(消えゆく風景を残す)思いは、最初からあったのですか。」
山田監督 「いや、それは無いですよ。」
渡辺アナウンサー 「いつ頃からですか。」
山田監督 「そうですね、田中絹代さんが出た、あれは、10作か・・・」
渡辺アナウンサー 「『寅次郎夢枕』ですね。」
山田監督 「そうそうそう、あの田舎の道を探していたんですね。もう土の道が無いんですよね。その頃まではね、草履で歩くのは、土の道じゃなければいけなかったんですよ。柴又の土手だって、土だったんですから。で、こんな田舎に来ても駄目だな、みんなアスファルトだなって言って、そん時に、いまに日本中から土の道が無くなっちゃうんじゃないのかねぇ、っとカメラマンと(言って)、その内、保存されたりなんかしてなぁ、自然遺産か何かで。笑いあっていたんだけれども。それから数年後には、そうなっちゃいましたからね。その頃から、何か、映すとこ映すとこ、しばらく経つと、こう消えていく、無くなっていく、と。」
山本監督 「ローカルの鉄道とか、電車とか、それから祭りとか。風景がだんだん変わってきちゃって・・・。」
山田監督 「ええ、一番、消えてしまうのは、見えないけれども、つまり、人情ですよ。人と人との付き合い方、それから、その間に、こう、伝わるさまざまな情愛っていうもの。目に見えないけれども、だから消えたのも、良く分からないけれども、本当は、それが一番大事なんですよね、文化というのは、そういうもんだと思いますね。」
小野アナウンサー 「山田監督は、列車や汽車に、思い入れがおありなんですか。」
山田監督 「なんか、要するに僕は、昔から、SLマニアの少年でしたから、SL見ると、嬉しくなる方なんで。」
山本監督 「だから、全国の列車、汽車、こういうもののオタクの人が、意外と(寅さん映画の)ファンなんですよ。で、そういう人達は、そういう所ばっかり楽しみにしているという、変わった形の寅さんファンがいるんですよ。だから、僕はね、あの志村(喬)さんが出ている、備中・高梁でね、あそこで、丁度、寅さんと買い物に出かける時に、右側に列車が、バァーッと来ますね。それからしばらく経って、(志村さん役が)亡くなられて、みんなが、法事か何かで、戻ってくると、あそこは電車になっている。もうSLが居ないんです。同じカットで撮っているんです。あれ完全にオタクですね。」


「渥美清」・「アリア」について

山本監督 「渥美さんの凄さについて、ひと言で、言えますか。」
山田監督 「うーん、そうねぇ、やっぱり、『天才』という言葉は、この人の為にあるんじゃないかと思いますよ。本当にね、繊細で、頭がいいんですね。非常に切れ味の良い頭の持ち主で、恐るべき記憶力の持ち主で。台本、頭に入っちゃうんですから、2、3回読むと。信じられないくらいですよね。ちょっとああいう人は、出てこないだろうなぁ。」
渡辺アナウンサー 「間合いは、凄いですよね。アリアなんかは・・・」
山田監督 「そうそう、一流の落語家じゃなきゃ出来ないですよ。あれは出来ないです。」
山本監督 「一番感動するのは、リリーの舞台のことをね(第15作相合傘)、照明が当たって・・・、凄い良いねぇ、もう目に浮かぶもんね。何にも映像に映っていないのに。」
山田監督 「あ、あれね。ラッシュ、てやるでしょう。そん時にね、丁度、浅丘ルリ子さんが出番の日で、私もラッシュ見せてって、一緒に見て、あの場面やったんですよ。渥美さんが滔々と喋る。で、明るくなったら、彼女、涙流して、それでね、その時、彼女、キラキラしてましたね。「ようし、私、やるんだ」、という、そういう表情に出てたなぁ。あの渥美さんのアリアで、彼女、燃えたんだなぁ。」


寅さんは、また3月にアンコール放送があります。何が選ばれるか、楽しみです。

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2007年2月18日 (日)

男はつらいよ-寅さんレビュー2:山田監督

NHK-BSで放送された、男はつらいよ あゝ失恋48連発

山田監督が出演した「寅さんレビュー」。その模様、第1回目に続き、その2回目をアップします。しかし、2回では、収まりませんでした。

渡辺アナウンサー 「聞けっていうから聞きます。本来聞きにくいのですけど。48作の中で、もし監督が、もう一回見たい、っていうものがあるんだったら。・・・一番好きだという、お気に入りは?」
・・・
山田監督 「・・・あの、やっぱり出来の良い悪いってありますよ。だけど出来の悪い息子だって、可愛かったりするじゃないですか。だから出来の良い息子だけ褒めるのは、出来の悪い息子には可哀想って感じはしますけれども、ま、強いて問われれば、やっぱり、「リリー」さんの出ているやつですね、あのー、「相合傘」っていう北海道に行くのがありましたけども、あれは、そんなにこの物語が膨らんでいくものじゃないんですけれども、わりに、こう、スケッチの様に淡々と運びながらね、なんだか全体がある種の不思議な味わいがあって、ああいう作り方というのは、あまり他にはしていないな、とても僕はね、あの、不安でしたけど、わりに上手く行ったと思いますね。」
渡辺アナウンサー 「「リリー」さんは、11、15、25、48作と出ていますが・・・・」


視聴者の手紙-「さくら、博の存在・有り方」-について

渡辺アナウンサー 「寅さんだけでは、この世は成り立ちませんからね。」
山田監督 「それは、寅さんが良く知ってるわけなんです。俺は渡世人だという。」
山本監督 「博の存在、さくらの存在、あれ、大きいですよね。」
山田監督 「そうですね。・・・だから、寅さんは、最愛の妹の旦那が、博であることに満足しているんですよね。俺みたいな遊び人と一緒になったら、寅さんは、きっと、あれでしょう、命がけで、邪魔したんじゃないですか。」


視聴者の手紙-「寅さんは”喜劇”ではなくなった」-「寅さん映画の形」について

山田監督 「喜劇とは何かということになりますわね。僕は、(寅さんは)喜劇でいいと思っていますが。人間というものは、元々、滑稽な存在という認識のもとに書かれる小説や映画、作られるものが、喜劇でしょう。・・・しょうがないな、この男、もうちゃっと考えなおさないかな、と言う、しっかししろよ、と言う気持ちで、作っている、さくらの様な気持ちで、作っているわけですよね。」
渡辺アナウンサー 「寅さんだって、決して失恋がしたくて恋を始める訳じゃないから。」
山田監督 「だから、それはそうですよ、失恋だから、悲劇は悲劇ですよ。むしろ悲しい話しですよ。・・・そういう提案もされましたよ、会社から。結婚してさらに物語が、発展していくというかね、そういう展開に変えた方が良いではないかとね。そん時に僕が考えたことなんだけど、確かに美女が現れて、恋をして、最後に失恋するということの繰り返しじゃないですか、ま、いろんな同じことを。でも、それが大事なことなんじゃないかなと思ったんですよね。いつものあの形を見たい、と思う。いつものあのラーメンが食べたいというのかな、味をもう一回味わいたい、ラーメン作る方が、もう飽きたな俺は、というね、ここらでライスカレーに切り替えるか、というとそれは、困っちゃうわけでね。」
山本監督 「そこに行ったらそのラーメンが必ず同じ味を出してくれなきゃ困るという。」
山田監督 「しかも、ね、(質が)落ちちゃ困るというね。そうするとぱっと(客が)来なくなっちゃう。」


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2007年2月 9日 (金)

男はつらいよ-寅さんレビュー1:山田監督

NHK-BSで放送された、男はつらいよ あゝ失恋48連発

最終作の第48作 「寅次郎紅の花」の本編放送後、「寅さんレビュー」に山田監督が出演。
その模様をアップします。長いので、2回に分けてアップします。

小野アナウンサー 「(山田)監督は、寅さんを、いつか、幸せにしてあげたいなぁ~という気持ちで、ずっと来られたんですか。」
山田監督 「そうです。だから、喧嘩してまた離れ離れになっているという風になっていますけれども(第48作の設定)、きっとまた戻ってくるんじゃないですか、寅さんは。そして今頃は、たぶん奄美大島のね、加計呂麻島で、二人(寅さんとリリー)で、ごちゃごちゃと暮らしていると、喧嘩しながらね、ま、そういう風に考えていますし。」
山本監督 「これだけど、こんだけマドンナに振られ振られていくというのは、これ、監督、何か狙いなんですか。ストイックな人なんですか。映画でいくと、続編でやっていくから、こうドラマ作法上、やむを得ず、こうなっちゃたんですか。」
山田監督 「うーん、でもね、それはね、前の前の回かな(前々回放送の「寅さんレビュー」で話題となった)”寅さんはあきらめが早すぎるんじゃないか”と仰っていましたけど、それ、それね見ながら、思ってたんですよ、いや、そうじゃないんで。あの、今、反駁いたしますが。」
山本監督 「要するに、あきらめが早すぎるんじゃない、と。」
山田監督 「え、え、男の恋っていうのは、実は、そういうところがある。特に、思春期ですね、僕なんか、思い出すと、こう電車に乗っていて、素敵な人をみるじゃないですか、うわぁ、素晴らしいと思う。そん時には、恋をしているんですよ。だけど、もう十秒後には、だけど駄目だろうな、俺は振られる、あ、間違いなく振られる、と思ったら、もう悲しくなっちゃうんですよ、だから三十秒くらいの内に恋をして、失恋するんですよ。そんなものですよね。そういうものですよね。だから綺麗な人を見た途端に、悲しくなる。何故悲しいかというと、俺は振られるんだという、ま、そういう寅さん。」


この後は、「続きを読む」で、どうぞ。

2回目のアップも、乞う御期待!

続きを読む "男はつらいよ-寅さんレビュー1:山田監督"

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2007年1月28日 (日)

男はつらいよ 第48作 寅次郎紅の花

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第48作、最終作である。
とうとう最終作になってしまった。

本編放送後の「寅さんレビュー」では、今回、山田監督が出演していた。この「寅さんレビュー」については、別エントリーにて、その模様をアップするつもり。

1/27/07の放送は、「第48作 寅次郎紅の花」。平成7年=1995年12月の公開。阪神・淡路大震災の年である。

寅さんのマドンナ役は、4回目の「リリー」(浅丘ルリ子)が、そして満男のマドンナ「泉」(後藤久美子)も、5回目の登場である。
その他配役も豪華顔ぶれ。

しばらく音信不通だった寅さんが、震災のあった神戸にいることが分かるところから、物語が始まる。そして、泉が、久しぶりに満男を訪ねてくる。結婚話しを控え、満男に相談に来たのである。その満男が、寅さんの様に、泉の結婚式をめちゃくちゃにしてしまう。傷心の満男は、奄美大島に。そこで、リリー、寅さんに出会う。

今回は、最終作であり、本編でも過去の作品への言及がある。

奄美大島での、リリーの家で、寅さんの過去の失恋話を満男が、リリーに言いつけるシーン。
寅さんとリリーの出会いを回想するシーン。

最終作と思うと、ジーンとくる。

寅さんは、旅に出たままだが、こうして48作もの作品が残っている。これからも、寅さんに会いたくなったら、また作品を見て、皆の心に、帰ってきてくれる。

今思い起こせば、オンタイムで観た作品が、何作あったか。全て、オンタイムで、これらの作品を見ていたら、自分もまた違う選択をしたかもしれない、今回、初めて、全48作を見終わっての感想である。

見終わったばかりだというのに、もう既に、また改めて1作目から、見直したい、と思う、そんな不朽の名作ぞろいだ。

寅さん、ありがとう!

いつものセリフ起こしは、「続きを読む」でどうぞ。

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2007年1月21日 (日)

男はつらいよ 第47作 拝啓寅次郎様

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第47作。

1/20/07の放送は、「第47作 拝啓寅次郎様」。平成6年=1994年12月の公開。

今回も、また、「満男」( 吉岡秀隆 )の新たな恋物語と寅さんの大人の恋が絡む。

寅さんのマドンナの典子役にかたせ梨乃、満男のマドンナの菜穂役に牧瀬里穂
その他に山田雅人小林幸子も出演しています。

満男が就職して半年。たまたま帰ってきた寅さんが、仕事への不満を抱える満男に、人生の先輩として、商売のコツを授けるシーンは秀逸(そのセリフは、続きを読むでどうそ)。満男は、先輩から相談があると、長浜に出かけ、そこで、先輩の妹に恋をしてしまう。一方の寅さんも、同じ長浜で、趣味で写真を撮りにきた典子と出会う。

いつものセリフ起こしは、「続きを読む」でどうぞ。

続きを読む "男はつらいよ 第47作 拝啓寅次郎様"

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2007年1月14日 (日)

男はつらいよ 第46作 寅次郎の縁談

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第46作。

1/13/07の放送は、「第46作 寅次郎の縁談」。平成5年=1993年12月の公開。

今回は、形を変えて、「満男」( 吉岡秀隆 )の新たな恋物語と寅さんの大人の恋が絡む。

寅さんのマドンナの葉子役に松坂慶子、満男のマドンナの亜矢役に城山美佳子
笠智衆を偲んで、御前様の娘役として光本幸子、その他に島田正吾も出演しています。

物語は、満男の就職活動の苦悩から始まる。何社も就職面接を受けるが、ことごとく失敗し、嫌気がさした満男は、博と喧嘩し、家出をしてしまう。そこへ、寅さんが旅先から帰ってくる。そこで、家出をした満男を連れ戻しに香川の琴島へ行くことになるが、そこで、寅さんも一目惚れしてしまう。

いつものセリフ起こしは、「続きを読む」でどうぞ。

続きを読む "男はつらいよ 第46作 寅次郎の縁談"

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2007年1月 7日 (日)

男はつらいよ 第45作 寅次郎の青春

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第45作。

2007年最初、1/6/06の放送は、「第45作 寅次郎の青春」。平成4年=1992年12月の公開。
「ゴクミ・シリーズ」の第4弾である。

一連の「ゴクミ・シリーズ」の続きである。
第1弾「第42作 ぼくの伯父さん」
第2弾「第43作 寅次郎の休日」
第3弾「第44作 寅次郎の告白」


今回も、「満男」( 吉岡秀隆 )と、「泉」( 後藤久美子 )の恋物語。そこに寅さんの大人の恋が絡むのは、従来通り。今回も、満男と泉の間がまた一つ前進。

風吹ジュン夏木マリ永瀬正敏等も出演しています。

御前様こと、笠智衆が、この作品公開後、亡くなられて、「男はつらいよ」出演最後となった作品。

物語は、前作より1年経ち、泉は東京のレコード店に就職。満男は、大学三年生。いつもの様に、泉に夢中の満男。泉の親友が結婚するので宮崎に出かけ、そこが舞台の一つとなる。寅さんと宮崎で出会うのもいつも通り。また泉を追いかけて、満男も宮崎へ。
寅さんは、宮崎で、床屋の女店主、蝶子(風吹ジュン)と出会う。パターンが違うのが、寅さんが惚れてしまうというより、蝶子が、寅さんに惚れる形なのか。満男と泉、寅さんと蝶子の恋物語が絡みあい、展開していく。

個人的感想では、このゴクミ・シリーズの中では、前作が良かっただけに、今ひとつ。
映像は、「男はつらいよ」シリーズの中でも、色っぽいシーンが多い。

NHKでは、アンコール放送を予定している模様。詳しくは、NHKのサイトへ。

いつものセリフ起こしは、「続きを読む」でどうぞ。

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2006年12月24日 (日)

男はつらいよ 第44作 寅次郎の告白

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第44作。

12/23/06の放送は、「第44作 寅次郎の告白」。平成3年=1991年12月の公開。
「ゴクミ・シリーズ」の第3弾である。

「ゴクミ・シリーズ」第1弾、第2弾の続きである。
第1弾「第42作 ぼくの伯父さん」
第2弾「第43作 寅次郎の休日」

今回も、「満男」( 吉岡秀隆 )と、「泉」( 後藤久美子 )の恋物語。そこに寅さんの大人の恋が絡むのは、従来通り。今回は、満男と泉の間も一つ前進。それに、寅さんが、マドンナに迫られ、あやうく、いつものパターンと違う展開を見せるか?!という所まで迫る「危機」が展開する。

細かい所で、小気味良い演出が随所に見られ、秀逸。
驚いたことに御前様自身の恋の激しさの話が出てきた。

ゴクミ・シリーズからか、柴又の舞台が、いわゆる「とらや=くるま菓子輔」での展開より、諏訪家(博、さくら、満男)での展開の方が多くなっている。

吉田日出子夏木マリ杉山とく子等も出演しています。

物語は、前作より1年経ち、泉は高校三年生。来年、母親の所から離れて、東京に就職しようと東京に出てくるところから始まる。泉は、母親の再婚話しに複雑な気持ちを擁いている。その泉の複雑な気持ちを軸に、恋物語が展開していく。



映画冒頭、「夢」の代わりに寅さんが述懐するセリフ。





「川が流れております。岸辺の草花を洗いながら、たゆまず流れ続ける川を眺めますと、何やら、私の心まで、洗い流される気がしてまいります。そうしていつしか思い起こされるのが、私の餓鬼の頃のことでございます。私は川のほとりで生まれ、川で遊び、川を眺めながら育ったのでございます。祭りから祭りへのしがない旅の道すがら、綺麗な川の流れに出会いますと、ふと足を止め、柄にもなく物悲しい気分になって、川を眺めてしまうのは、その所為かもしれません。今頃、故郷に残した私の肉親達、たった一人の妹「さくら」、その夫の「博」、息子の「満男」、おいちゃん、おばちゃん達はどうしているのでございましょうか。・・・・・・・・・
そうです、私の故郷と申しますのは、東京は葛飾・柴又、江戸川のほとりでございます。」






満男が最後に独白するセリフ





「伯父さん、世の中で、一番美しいものは恋なのに、どうして恋をする人間は、こんなに無様なんだろう。今度の旅で、ぼくが分かったことは、ぼくには、もう、伯父さんのみっともない恋愛を、笑う資格なんかないんだ、ということなんだ。いや、それどころか、今のぼくには恋する伯父さんの無様な姿が、まるで自分のことの様に哀しく思えてならないんだ。だから、ぼくはもうこれから、伯父さんを笑わないことに決めた。だって、伯父さんを笑うことは、ぼく自分を笑うことなんだからな。」








寅さん、満男及び泉の良いセリフが登場する。これらのセリフは「続きを読む」でどうぞ。
マドンナとの決定的な場面も書き出しました。「続きを読む」でどうぞ。


続きを読む "男はつらいよ 第44作 寅次郎の告白"

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2006年12月17日 (日)

男はつらいよ 第43作 寅次郎の休日

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第43作。

12/16/06の放送は、「第43作 寅次郎の休日」。平成2年=1990年12月の公開。
「ゴクミ・シリーズ」の第2弾である。

「ゴクミ・シリーズ」だけあって、前作「第42作 ぼくの伯父さん」もおさえておきたい。その前作の続きである。

今回も、「満男」( 吉岡秀隆 )と、「泉」( 後藤久美子 )の恋物語。そこに寅さんの大人の恋が絡む。さらに、前作同様、諏訪家(博、さくら、満男)での親子関係と「泉」の親子関係・家族模様が横軸として描かれている。満男の成長と共に、諏訪家での親子関係は、前作同様、面白い見せ場である。

夏木マリ宮崎美子寺尾聰等も出演しています。

物語は、前作より1年経ち、満男は大学に入学した設定。気分の晴れない生活をしている満男。そこへ泉が別居中の父を訪ね、名古屋から東京に出てくる。泉は、父に一緒の女の人と別れて欲しいというつもりで、父に会いにきたのであるが、父は、東京の会社を辞めて、大分・日田に引越していたのである。その日田まで、父に会いにいく泉、そして、その思わず泉についていく満男。さらに、泉の母、礼子(夏木マリ)と寅さんも日田まで出かけていく展開。


満男が最後に独白するセリフ。

満男 「伯父さん、人間は誰でも幸せになりたいと、そう思っている。ぼくだって、幸せになることについて、もっと貪欲になりたいと考えている。でも、それじゃ、幸せって何なんだろう。泉ちゃんは、お父さんは幸せそうに暮らしているって言ったけど、あのお父さんは本当に幸せなんだろうか。伯父さんのことについて言えば、タコ社長は、寅さんが、一番幸せだよ、と良くいうけど、伯父さんは本当に幸せなんだろうか。仮に、伯父さん自身は幸せだと思っていたとしても、お母さんの目から見て、不幸せだとすれば、一体どっちが正しいのだろうか。人間は、本当に分かりにくい生き物なんだなぁと、近頃、しみじみ、僕は思うんだ。」


寅さんの恋の名アリアが登場する。このアリアは「続きを読む」でどうぞ。


これは、セリフではないが、夏木マリの夫を奪われた女の演技が見事。

*追記 : ”土曜日の各駅停車”さんのブログから引用させていただきます。

母「どうしてた。女の人と一緒だった?」
娘「一緒だった」
母「パパと別れて頂戴って言ったの、その女に」
娘「言わなかった」
母「だってそれ言うために来たんでしょぉ。言わなかったの」
娘「言えなかったの」
母「なぜ」
娘「パパ、幸せそうだったから。……だからもう、パパのことはあきらめよう、ねえママ。あたしと一緒に暮らそぉ」

ここで夏木マリが渾身の演技である。すっていたタバコを投げやってテーブルの上のコップをひっくり返して号泣する。手を口に当てて抑えて突っ伏して泣く。


”土曜日の各駅停車”さんのブログ"株と思索と短歌のサイト”から引用



そして、画面には現されないが、留守中に名古屋にもどった礼子を訪ねた寅さんが花束を置いていった設定。
そこで「誰ですか、あの人」と訪ねられる礼子。その花束を見て、礼子が漏らす言葉。

「この人?・・私の恋人よ。・・・来てくれたんだ寅さん。」

身の引き際が、寅さんである。

あ~男はつらいよ!

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2006年12月10日 (日)

男はつらいよ 第42作 ぼくの伯父さん

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第42作。

12/9/06の放送は、「第42作 ぼくの伯父さん」。平成元年=1989年12月の公開。
「ゴクミ・シリーズ」の第1弾。

今回は、「満男」( 吉岡秀隆 )と、「ゴクミ」こと、後藤久美子、演じる「泉」との恋物語。そこに寅さんの恋愛指南が展開され、一方、諏訪家(博、さくら、満男)での親子関係・家族模様が描かれている。
今回は、「さくら」( 倍賞千恵子 )も大活躍です。

壇ふみ夏木マリ尾藤イサオ等も出演しています。

物語は、満男が高校の後輩である「泉」に想いを寄せ、勉強も手に付かず、親子喧嘩した上で、家出して、今や離れ離れになった「泉」のいる佐賀まで、追いかける形。

冒頭 諏訪家でのやりとりが面白い。良くある家庭の状況ではないだろうか。長いセリフだが、「続きを読む」に引用しています。


題名通り、「ぼくの伯父さん」、寅さんと満男のやり取りも、粋で、ぐっとくる。
まず、酒の飲み方を指南する寅さん。アリア風の説明が粋で良いですなぁ。

寅さん 「何だ、おい。酒の飲み方から教えなきゃなんないのか。」
満男 「どうやって飲むの。」
寅さん 「どうやって? いいか。先ず、片手に盃を持つ。酒の香りを嗅ぐ。なぁ。酒の臭いが鼻の芯にじーんと染みとおった頃、おもむろに一口飲む。さぁ、お酒が入っていきますよ、ということを、五臓六腑に知らせてやるんだ。なぁ。そこでここに出ているつき出し。これを舌の上に・・ちょこっとのせる。これで酒の味がぐーんと良くなるんだ。それから、ちびりちびり・・だんだん酒の酔いが身体に染み通っていく。それを何だお前。かけっこをしてきたやつが、サイダーを飲むみたいに、ぐぅーっと飲んで。胃袋が驚くよ、それじゃ。判ったか。」



続いて、親にも言えない悩み事、恋の悩みを聞き出す寅さん。さすが、寅さん、格が違う。

寅さん 「恋をしているのか、お前は。へぇーー。この間まで、飴玉一つやれば喜んで飛んでくるガキだと思っていたのに。はぁー。恋をする歳になったか。」
満男 「違うよ、伯父さん。俺のは、恋なんかじゃないよ。」
寅さん 「ほぉ、どう違うんだ。」
満男 「だって、恋というのは、美しい人を美しく思うことだろう。」
寅さん 「その通り。」
満男 「でも俺のは、ちっとも美しくなんかないよ。不潔なんだよ。・・だって俺、ふと気付くと、あの子の唇とか胸とか、そんな事ばっかり考えているんだよ。俺に女の人を愛する資格なんか無いよ。」
寅さん 「お前は正直だな。偉い!さすがは博の息子だ。」
満男 「俺のどこが偉いんだよ。調子のいいこと言うなよ。」
寅さん 「まぁ、聞け。・・俺はな、学問というものが無いから上手いことは言えねぇけど、博がいつか俺にこう言ってくれたぞ。『自分を醜いと知った人間は、決してもう醜くねぇ』って。な、・・考えてみろ、田舎から出てきて、タコの経営する印刷工場で職工として働いていたお前の親父が、三年間、じーっと、さくらに恋をして、何を悩んでいたか。今のお前と変わらないと思うぞ。そんな親父を不潔だと思うか。」
満男 「やっぱり伯父さんは、苦労してんだなぁ。」
寅さん 「すこーし、気持ち、楽になったろ。」

この「自分を醜いと知った人間は、決してもう醜くねぇ。」は、第34作「寅次郎真実一路」からの引用でもある。



「泉」が世話になっている佐賀の家で、「泉」の叔父さんになじられた時に、寅さんが毅然として言うセリフ。ここでも寅さんのダンディズムが出ている。

「私の様な出来損ないが、こんな事を言うと笑われるかもしれませんが、わたくしは、甥の満男は間違ったことをしていないと思います。馴れない土地へ来て、淋しい想いをしているお嬢さんを慰めようと、両親にも内緒で、はるばるオートバイでやってきた満男を、わたくしは、むしろ、良くやったと褒めてやりたいと思います。」



小野小町伝説 「深草の少将」や、舞台となった佐賀・鍋島藩の歴史、「葉隠」の話しが、散りばめられていて、観る人の素養が試される。

もちろん、いつもの「笑い」のシーンも健在。
満男が家出をした時のシーンは、大笑い。

 「馬鹿!親不孝の『孝』の字が間違っている!」    ( 「旅に出ます。親不をおゆるし下さい。御両親様。」 )



満男が帰って来ると聞き、町内の皆が集まってくる。料理、お酒、拍手と賑やかな柴又の町内の皆。そこへ寅さんが一人、旅先からの電話が入る。賑やかな柴又の風景との対比で、哀しい。   「旅をすれば、人間誰でも、賢くなる。ま、中にはそうじゃないやつもいるけどね」 寅さん自身、自分言うセリフでもある。

この「ゴクミ・シリーズ」の続き、人が成長していく姿が期待される。

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2006年12月 8日 (金)

映画「ダ・ヴィンチ・コード」

今更ながら、映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観た。劇場公開時には、見られなく、DVDを購入し、映画を観た次第。DVD版は、劇場公開より25分程長く、およそ3時間に及ぶ。

映画を観た感想としては、やはり、最初に原作を読んでいて良かった。背景にある事象の予備知識無しで、いきなり映画を観ると、話しについていけないと思われる。でも、映画自体は、それなりにまとまっていて、良い仕上がりではないかと思う。原作を読んでいた時の印象にほぼ近い感じで、裏切られなかった。

原作を読んだ時の記事はこちらから。


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2006年12月 4日 (月)

プレミアム10 わが愛しのキャンディーズ

今夜、NHKプレミアム10で「わが愛しのキャンディーズ」の放送があった。

何故、キャンディーズなのか?何故、この番組に興味を持ったか?私自身、自分自身で腑に落ちないでまま、チャンネルを合わせ、その放送を見、録画もしてしまった。

私自身、当時、キャンデーズの大ファンであったり、アイドルとして興味を持っていた訳ではない。
むしろ、そういうアイドルに熱を上げたり、騒いだりすることが、自分としては、忌避していた。

私の興味は、キャンデーズ解散後、女優として活躍する、伊藤蘭であり、田中好子であった。
伊藤蘭は、「第26作 男はつらいよ-寅次郎かもめ歌」にマドンナ役でも出演しているし、田中好子は、数々のドラマ、映画に出演している。

それが今この歳になって(40歳後半です)、何故、キャンデーズに興味をもったのか。

番組内容は、デビュー以前から、解散コンサートの模様を90分にまとめていた。
次々に出すシングル曲はもちろん、お笑い番組への出演まで、加藤茶、伊藤四郎へのインタビューを挟み、紹介していた。特に、最後の解散コンサートの模様は、延々と放送していて、感動してしまった。

キャンディーズ解散後、28年。
いやー何で、NHKもこの番組を作ったのだろう?そして私も何で、この番組を見てしまったのだろう。

つぶやき・・・・・。

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2006年12月 3日 (日)

男はつらいよ 第41作 寅次郎心の旅路

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第41作。

12/2/06の放送は、「第41作 寅次郎心の旅路」。平成元年=1989年8月の公開。
「平成」の「男はつらいよ」の始まりである。

マドンナは、久美子役の竹下景子。その他に、淡路恵子柄本明等も出演しています。

今回は、舞台は、何とウィーン。「寅さんレビュー」の解説によると、ウィーン市長が、飛行機の中で見た「男はつらいよ」に感銘して、ウィーンを舞台にした撮影を依頼。4年間準備を経て、実現したものらしい。

今回の主要なテーマは、「故郷」。

しかし、最後は、マドンナから

故郷の塊の様な寅さんにお会いして、私が貰ったものは、故郷よりもっと素晴らしい愛でした。」

と言われ、またもや失恋。

過酷な競争社会で、うつ病を発した会社員、「坂口」。自殺しようとした所を寅さんと知り合い、珍道中が繰り広がる。

ウィーンの名所巡りが楽しめる。それに、ウィーンと言えば、「第三の男」。いろいろ「第三の男」へのオマージュ が観られる。オーソン・ウェルズ、ツィターの音楽、男の影など、「第三の男」へのが取り入れられている。
(因みに、「第三の男」は、来年2月、NHKで放送予定。)

加えて、今回も、女性の視点が取り入れられ、ある意味「はつらいよ」の側面も描かれている。

今作品は、ウィーンの名所案内的色彩が濃く、いつもの寅さん節が少ない。
やはり、寅さんは、日本が舞台じゃないとね。

いつもの、セリフの引用は、「続きを読む」からどうぞ。

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2006年11月26日 (日)

男はつらいよ 第40作 寅次郎サラダ記念日

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第40作。

11/25/06の放送は、「第40作 寅次郎サラダ記念日」。昭和63年=1988年12月の公開。
この一連の放送も、いよいよ第40作を迎えた。「昭和」最後の「男はつらいよ」でもある。、この作品公開中に、時代は「昭和」から「平成」に変わる。

この作品は、題名の通り、当時ベストセラーとなった俵万智の「サラダ記念日」を題材にとっている。

マドンナは、女医である真知子役の三田佳子。その他に、三田寛子鈴木君枝奈良岡朋子等も出演しています。

今回は、いつもの寅さんの恋物語が、展開されつつ、人の幸せとは何か、人とは何か、人が成長していく様、人が老い、人生の最後をどう迎えるか、死と向かい会う時の問題、等が取り上げられている。

加えて、今回は、女性の視点が取り入れられ、ある意味「はつらいよ」の側面も描かれている。女性からみると、どう感じられるのだろうか、興味がある。


少し変わっている点だと思われるが、この作品で個人的に一番、ぐっときたセリフを引用する。

真知子が病院を辞めるとと言い、院長(すまけい)と話すシーン。

院長 「この病院を辞めて、何するの。」
真知子 「暫らく仕事から離れて、自分を見つめなおしてみたいんです。子供とも一緒に暮らしたいし。」
院長 「自分を見つめたいか。結構ですねー。寅さんの言葉を借りるなら、『結構毛だらけ猫灰だらけ』だ。」
真知子 「どういう意味ですか。」
院長 「その程度の事で辞められたんじゃ、医者は何人居たって足りませんよ、こういう土地じゃね。」
真知子 「その程度と仰いますけど、私にとっては大きな問題なのです。はー、それにいろいろ勉強してみたいこともありますし。」
院長 「いいですか。この病院はあなたを必要としている。それが何よりも大事な事で、あなたが抱えている問題は大したことじゃない。子供と会いたければ、呼び寄せれば良い。え、悩み事があれば、働きながら解決すれば良い。そうやって苦しみながらですね、この土地で医者を続けていくことが、自分の人生だということが、あなた、どうしてそれが確信を持てな・・ないんですか。東京の郊外のお母さんの家で、花でも眺めながら休息の日々を送る。その内、縁談があって、瀟洒な病院の奥様に納まる。そんな人生があなたにとって幸せなんですか。ちっとも幸せなんかじゃない。」


これは、作品の中では、女医であり、母であり、女である真知子に対して、院長が言うセリフではあるが、万人に共通して当てはまることではないだろうか。


人とは何か、何故、学ぶのかの問題でも、一つの考え方を示している。

満男 「おじさん、質問しても良いか。」
寅さん 「あんまり難しいことは聞くなよ。」
満男 「大学に行くのは何のためかな。」
寅さん 「決まっているでしょう。それは勉強するためです。」
満男 「じゃ、何のために勉強するのかな。」
寅さん 「ん、そういう難しいことを聞くなと言ったろ。つまり、あれだよ。ほら、人間長い間生きていればいろんなことにぶつかるだろう、な。そんな時に、俺みたいに勉強していないやつは、この振ったサイコロで出た目で決めるとか、その時の気分で決めるより、しょうがない、な。ところが、勉強したやつは、自分の頭で、きちーんと筋道を立てて、はて、こういう時はどうしたら良いかなと考えることができるんだ。だからみんな大学いくんじゃないか。だろう?久しぶりにきちんとした事を考えたら、頭が痛くなっちゃったよ。」


真知子の寅さんにとっては「酷」なセリフ。どうして女の人はこんな事をさらっと言ってしまうのだろうか。 相手が寅さんだから言える言葉に違いないが。
真知子 「あー、寅さんといるとどうしてこんなに楽しいのかしら」
寅さん 「いつも馬鹿なことばっかり言っているから。俺、さくらにしょっちゅう怒られているんだよ。」
真知子 「そうじゃないのよ。寅さんと話しているとね・・・うん、何というのかな、あたしが一人の女だということを思い出すの。」

あ、男はつらいよ!


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2006年11月19日 (日)

男はつらいよ 第39作 寅次郎物語

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第39作。

11/18/06の放送は、「第39作 寅次郎物語」。昭和62年=1987年12月の公開。

この作品は、人の情において、とても「切なく」、且つ人間とは何か、人の幸せとは何かを問う「哲学的」な作品。要所要所に笑いと涙のシーンを配置し、秀逸な作品ではないかと思う。奇しくも、今、丁度、チャップリン映画も観ているが、そのチャップリン映画と重ね合わせて観ると、面白い。

いわゆるマドンナは、隆子役の秋吉久美子。しかし、その他に、五月みどりが特別出演したり、河内桃子も出ていて、重要な役を演じてます。

今回は、寅さんが、「お父さん」と呼ばれる。寅さんが「お父さん」と呼ばれるのは、初めてではないだろうか。

また寅さんのアリアが満載で、その内容も冴えている!

いつものセリフの引用は、まず哲学的なところから。




満男の教育-大学進学問題で悩む諏訪家。

 「秀吉君に比べれば、うちの満男は、幸せなんだけどなぁ・・・。いや、何が幸せか、それが問題か。」


死んでしまった「般若の雅」の位牌に向かって

寅さん 「どんな人間でも、取り得があって、悲しまれ、惜しまれ、死ぬんだよ。お前が死んだって悲しんだのは、お前、サラ金の取立てだけだった、というじゃねぇかよ。まったく、なぁー、情けねぇな。たった一度の人生をどうしてそう粗末にしちまうんだ、え、お前は何の為に生きてきたんだ。何?、てめぇの事を棚に上げてる?当たり前じゃないか。そうしなきゃ、こんな事言えるかい。」


御前様 「良かった、本当に、良かった、仏様が寅の姿を借りて、その子を助けられたのでしょうな。」、「仏様は愚者を愛しておられます。もしかしたら、私の様な中途半端な坊主より、寅の方をお好きじゃないかと、そう思う事がありますよ。」


満男 「人間って何の為に生きているのかな?

寅さん 「んなぁー、お前、難しい事聞くな。なんていうのかな、あー、生まれてきて良かったなぁ、と思う事が、何べんかあるじゃない、ねぇ。その為に人間生きているんじゃないのか。」

満男 「ふーん。」

満男 「その内、お前にもそういう時が来るよ。ん、頑張れ、な。」





本作品は良いセリフが豊富。それは「続きを読む」でどうぞ。

あ、男はつらいよ!


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2006年11月18日 (土)

チャップリン 「モダン・タイムス」

11/16の放送は、「モダン・タイムス」。

映画冒頭に以下のテロップが流れる。



モダン・タイムス - 幸福を追求して企業と闘う人間愛の物語 
("Modern Times." A story of industry, of individual enterprise - humanity crusading in the pursuit of hapiness")


日本語字幕 伊原奈津子

この映画、近代社会での工場で機械の歯車の様になって働く労働者のシーンが有名。

しかし、上述のテロップにある通り、後半の孤独で貧しい娘と出会い、「人間愛」を描く所が、この映画の肝ではないかなと思う。

そしてラストシーン、これも有名なところ。

娘 「努力しても むだよ」 
("What's the use of trying?")
チャップリン 「元気を出せ あきらめるな 二人ならできる!
("Buck up - never say die. We'll get along!")

「さぁ笑って」とチャップリンに言われて、二人が手を取り合い新しい生活に向かって道を歩いていく。その二人の後ろ姿のシーンで映画が終わる。

日本語字幕 伊原奈津子

娘役のポーレット・ゴダードが良いですねぇ。

この映画での有名な音楽、私がViolaで演奏したものをアップします。
(追記:都合により、原調より、半音下げて弾いています。最後の部分は私のアレンジ。)



「喜劇王チャップリン・世紀を越えて」(プレミアム10)の放送の記事もどうぞ。

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チャップリン 「街の灯」

今週は、「喜劇王チャップリン・世紀を越えて」(プレミアム10)の放送に引き続き、チャップリン映画の放送があった。

 毎週、「男はつらいよ」を観ていて、録画しているが、それに加えて、
 このチャップリン映画の録画を行なっているので、DVDレコーダーの
 HDDを圧迫している。今、DVDに変換して、 HDDの容量を
 空けている最中。

11/15の第1回目放送は、「街の灯」。

街角で花を売る盲目の美しい女性とチャップリンの出会い!恋!ドタバタが繰り返される。そして、最後は、ジーンと来るラストシーン。

その花売りの盲目の女性に恋するチャップリンは、貧しい身ながら、優しい紳士として、盲目の女性のために、一所懸命にお金の工面をつける。花売りに出ていた彼女から、花を全買い上げたり、滞っていた家賃の為に、借り部屋を追い出されそうになるのを助けたり、挙句に、眼の手術費用を工面したり。その費用工面の為に、罪を犯し、警察に捕まり、牢屋に入れられてしまう。

ラストシーン。

数ヶ月振りにようやく牢屋を出ると、花屋の前で、あの彼女に出会うが、その彼女は眼の手術を行い、今は、眼が見える状態。しかも、今は、その花屋を営む身。
当然、チャップリンはすぐにあの彼女だと言うことは分かるが、一方、眼が見える状態となった彼女は、チャップリンの事が誰かが、分からない。哀しいチャップリン。彼女を見つめていると・・・・


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2006年11月14日 (火)

チャップリン「街の灯」の放送!今日深夜です!

今夜、深夜に、NHK BS2で、チャップリンの「街の灯」が放送される!

街角で花を売る盲目の美しい女性とチャップリンの出会い!恋!そして・・・・

気付いて良かった、録画設定完了しました!

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プレミアム10「喜劇王チャプリン・世紀を超える」

11/13、NHKで放送されたプレミアム10「喜劇王チャプリン・世紀を超える」を見た。

「ロンドンに保管されているチャールズ・チャプリンの400巻に上るNGフィルム=未使用映像"アウトテークス"から、国境を超え時代を超えて愛される彼の"笑い"の秘密を探る」と題されたこの番組、貴重な映像、資料を紹介してくれた。

独自のスタイルが確立する前のチャプリンの試行錯誤の様子、完成版に向けた映画作りの過程、ヒトラー批判映画“独裁者”での秘話、あの有名な6分間の大演説、平和へのスピーチ、などなど。テレビ初公開のものもあり、盛りだくさん。

お見逃しの方、是非、再放送をご覧下さい。(再放送日は不明ですが・・・・)

私はチャップリンの作品をLaser Discで所有しているが、また見たくなってきた!!
(Laser Disc Playerが動くかなぁ?)

番組で使われたチャップリンの言葉を「続きを読む」に拾い書きしてみました。

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2006年11月12日 (日)

男はつらいよ 第38作 知床旅情

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第38作。

11/11/06の放送は、「第38作 知床旅情」。昭和62年=1987年8月の公開。

今回は、先年、「世界遺産」に登録された「知床」の風景が、題名通り、たっぷり楽しめる。

マドンナは、りん子役の竹下景子。しかし、今回は、マドンナより、そのマドンナの父・獣医である順三(三船敏郎)とスナックのママ・悦子(淡路恵子千景)が主人公というべきか。
~追記~淡路恵子と千景を間違えてタイプしてしまった!恥ずかしい!!!!

今回の作品は、また今までと、構成が少し違う。

冒頭の「夢」の部分が無い。さらに本編冒頭は旅先ではなく(その代わり、「知床」の風景がたっぷりである)、柴又の「とらや」の場面から始まる。おいちゃんが入院いているとの設定。

マドンナが「とらや」を訪ねるシーンも、一味違う。寅さんが知床にいるのを知っていながら、マドンナが、寅さんが留守の、「とらや」を訪ねる形である。

「とらや」の皆が、りん子に寅さんが迷惑かけているねと話すシーン。

りん子 「でもね、知床という土地は、夏には昆布、秋は、秋鯵、冬はスケソウダラ、季節季節にいろいろな人が全国から仕事に来るから、他所の人が1ケ月や2ケ月、滞在していても、ちっとも不思議ではないんですよ。いえ、寅さんて、・・もともとそういう疑問を抱かせない人なんです。つい昨日会ったばかりなのに、ずっと昔から一緒にいる人の様な・・・。」

 「馴れなれしいからな、兄さん」

りん子 「自由なんですよ、考え方が。みんな言ってますよ、寅さんとしゃべっていると、あくせく働くのが嫌になるって。」

おばちゃん 「そういう悪影響を人にあたえるんですよ、あの男は。」

りん子 「いや、そうじゃないんです。寅さんは、あの・・、人生にはもっと楽しい事があるんじゃないかなって、思わせてくれる人なんですよ。」

また私が毎回楽しみにしている寅さんのマドンナを思う名「アリア」が聴けなかった。その意味ではちょっと残念。
でも、少々、「アリア」のさわりは、「続きを読む」でどうぞ。

寅さんのマドンナを思ういつもの名「アリア」が聴けなかったのは、今回の作品が、寅さんの恋というより、順三(三船敏郎)と悦子(淡路恵子千景)の恋、それを取り持つ寅さんという設定だからだろう。

それでも、良いセリフがいくつかあるので、それを紹介しよう。

寅さんが、りん子に、順三が悦子に惚れていると言うと、驚く、りん子。

りん子 「まさか!お父さんが、恋しているなんて、そん(な)・・・悪い冗談よ。ほんとに。」

寅さん 「あれ、りん子ちゃん、知らなかったのか。俺なんか、あの二人最初見たときから、ピーンときてたそ。」

りん子 「だって、父さん、もう歳よ。」

寅さん 「男が女に惚れるのに歳なんかあるかい。」

りん子 「でも・・・」

寅さん 「何よりの証拠にね、俺がおじさんにそのこと言ったら、真っ赤になって怒ってさ、しまいには鉄砲持ち出されて、俺、撃ちこわされそうになったよ。」

りん子 「じゃ、本気かしら。」

寅さん 「本気も本気。今、おじさんの胸の内はね、恋の炎でもってジリジリ、ジリジリ焼肉みたいになっちゃっている。」

りん子 「もしそうだとしたら、どうすれば良いのかしら。」

寅さん 「仕方がないな、これは。いづれ、振られて失恋ってことになるんだよ。かわいそうな男だよ。何とか未然に防げなかったかね、こういうことは。」

りん子 「もしおばさんにその気持ちがあっても?」

寅さん 「5年も10年も面付き合わせていてだ、愛の言葉一つ言えない様な男に、あのおばさんが惚れるかい。せめて自殺でもしないようにだな、りん子ちゃんが良く見張っていることだな。」

りん子 「恋って、そんなに激しいものかしら。」

寅さん 「そうだよ。」

りん子 「寅さんも経験があるの?」

寅さん 「これでも、男の端くれだからな。」(と、かっこをつけるが、こけてしまう。)

りん子のテーマ?



この後、順三(三船敏郎)が悦子(淡路恵子)に告白する名セリフがあるが、それは「続きを読む」でどうぞ。


あ、男はつらいよ!


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2006年11月 5日 (日)

男はつらいよ 第37作 幸福の青い鳥

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第37作。

11/4/06の放送は、「第37作 幸福の青い鳥」。昭和61年=1986年12月の公開。

今回は、1年振りの公開となった作品。前作から1年間、間が空いてしまった経緯は、「寅さんレビュー」で、解説してくれた。(詳細は、「続きを読む」でどうぞ。)

マドンナは、志穂美悦子。その恋人・健吾役に長渕剛。ご存知の様に二人は、後刻、実生活でも結婚する。

この作品に限らず、後半の「寅さん」は、いや、「寅さん」シリーズ全体というべきか、「幸せ」・「癒し」が重要なテーマかなと思う。あの「とらや」における温かい人間関係、そこに皆が惹かれて行く様に思われる。

今回の作品は、最初、筑豊が舞台。筑豊の芝居小屋『嘉穂劇場』も登場する。
その中で、旅芸人一座の座長 中村菊ノ丈との出会いが回想され、その菊の丈の娘・美保と出会う。
この辺りの事情は、第8作 「寅次郎恋歌」に描かれているが、今回の作品では次のシーンで紹介されている。

寅さん 「初めて会ったのは、あれ、どこだったけかなぁ、あ、下田の小さな芝居小屋だった、覚えているかい?」
美保 「さぁ」
寅さん 「雨がざぁーーと降っていてなぁ、客が一人も来ていねぇんだ。お前たち、芝居休んで、稽古していたよ。おとっつぁん、困った様な顔して、『ま、こういう訳で、芝居はやれません、娘がお宿までお送りします』。お前、傘さして、俺のこと送ってきてくれたじゃねぇか。」
美保 「あー、思い出した。あん時、寅さん5千円くれんしゃったね、皆でお酒でも飲みんしゃいっちゅうて。」
寅さん 「あれな、間違えて千円のつもりで渡しちゃったんだよ。俺、金なくなっちゃってさぁ、駅のベンチでごろ寝だよ。」

美保と昔話をして、寅さんの恋心が芽生える。筑豊で別れる時、

美保 「どこいくと、これから?」
寅さん 「そうだなぁ、ま、風に吹かれて、フラフラと東京の方へでも向かうか。」
美保 「東京ねぇ?うちも付いていきたかぁ、このまんま汽車に乗って。」

寅さん 「何か俺に出来ることあるかい?って言っても、たいしたことはできねぇけどもよ。何か欲しいものねぇのか。」
美保 「そうやねぇ、『青い鳥』。」

それを持つと幸せになるといわれる『青い鳥』が、ここで登場する。

その美保が、東京に出てきて仕事を探すが見つからない。柴又に寅さんを訪ねてくることになるのだが・・・
いつも通り、寅さんの恋と世話焼きが始まる。

寅さん 「良し、さくら、案内してくれ、いこう、いこう、いや、いいいから、荷物置いて、服着替えて、足腰伸ばして、ゆっくりしてくれよ、な、今ね、美味しいお茶持っていかせるから、ね、さくら、横になるからな、まくら出してやってくれ、うん。満男、ほら手伝え、手伝え、よし、良かった、良かった、ほっとしたろ、おいちゃん。」
---このセリフ、何てことも無いものなんだが、何かジーンとくるなぁ。

寅さんシリーズ後半のパターン、自分も惚れているのだが、若い娘さんの親代わりの世話を焼く、その相反する思いの中で、ドタバタが始まるのである。


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2006年10月29日 (日)

男はつらいよ 第36作 柴又より愛をこめて

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第36作。

10/28/06の放送は、「第36作 柴又より愛をこめて」。昭和60年=1985年12月の公開。

マドンナは、第4作「新・男はつらいよ」に続き、再び栗原小巻。第4作では、幼稚園の先生だったが、今回は、式根島の小学校の先生「真知子」役。寅さん版「二十四の瞳」の「大石先生」といったところか。
「七つの子」の歌なども出てくる。

今回の作品は、結構、私自身、高く評価できる。故に、長文になっています。

今回も、寅さんのアリアから引用。

島で独身のまま年齢を重ね、「このままおばあちゃんになってしまうのかしら」と将来への不安を語る「真知子」。
その真知子に、寅さんがアリアを謳う。

寅さん 「まぁ、例えば、田舎の町を旅しているとしますか。西の空が真っ赤に焼けてねぇ。お寺の鐘がゴーン。前掛けかけたおっかさんが、こう『いつまで遊んでいるんだよ、ご飯だよ』。 と、子供たちが、『さよなら三角また来て四角』。 自分たちの家へみんな帰っていってしまうんですよねぇ。 後には、だーれもいねぇ。 そんな景色を見てますとね、妙にさみしい気持ちになったりしましてねぇ。」
真知子 「寅さん、もしかして、独身じゃない?」
寅さん 「えぇ、御恥ずかしながら。」
真知子 「あ、やぱっり。」
寅さん 「そういうのわかるんすか?」
真知子 「首筋の辺りがね、どこが涼しげなの。生活の垢が付いていないというのかしら。」
寅さん (首筋を隠しながら)「それは、やっぱり、あれ、ネクタイして所為じゃないでしょうか。私、ダボシャツだから、あれ、苦しくって。やっぱり、あの、サラリーマンなんか向いてないんじゃないでしょうか。」


でも、一番、心に残るセリフは、いつもの様に思いを寄せる寅さんが、その真知子さんから、相談を持ちかける場面。真知子は、亡くなった友人の子供にいつもお誕生日プレゼントをしていて、その女の子がなついていたのだが、突然、その女の子の 「面白くも可笑しくもない」 お父さん(川谷拓三)から、プロポーズされ悩み、寅さんに、相談を持ちかけるところ。

真知子 「その子のお父さんから、突然・・・・・」
寅さん 「その子のお父さんになってくれといわれたんでしょう。」
    (うなづく真知子、寅さんは下を向き首をたれる。)
真知子 「彼は誠実な人だし、女の子、とても私になついているし、何も問題は無いの。でもね、・・あ、でも・・、もしそうなったとしたら・・・・・・・身を焦がす様な恋の苦しみとか、大声で叫びたい様な喜びとか、胸がちぎれそうな悲しみとか、そんな・・・・・そんな感情は、胸にしまって鍵をしたまま、一生開けることもなくなってしまう・・・、そんな悩み、寅さんなら、どう答えてくれるかと思ってね。」
寅さん 「いや、俺の様な渡世人風情の男には、そんな難しいことはわからねぇ。」「ただ、お話しの様子じゃ、その男の人は、きっといい人ですよ。」

このシーンで流れる音楽。


お決まりの振られてしまう時に流れるバラード風の「男はつらいよ」主題歌


男はつらいよ 映画の前奏付きの主題歌はここで

男は、つらいよ!

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2006年10月24日 (火)

寅さんBook2 & シール入手!

NHK-BSで放送されている男はつらいよ。毎回、鑑賞しているが、男はつらいよ あゝ失恋48連発のサイトで、寅さんBook2 & シールを入手できると知り、尚且つ、NHK BSファン倶楽部のポイントで、その寅さんBook2 & シールを入手できるのも知り、申し込んでいた。

その寅さんBook2 & シールが、日付変わって10/23、郵送されてきた。
ヤッターね!!

寅さんBook2は、後半放送の第25作~第48作までの解説が書いてある!
惜しむらくは、寅さんBook1を入手し損ねたこと。あー、残念。

寅さん シールの方は、録画してDVD化したDVDに貼ろう!


Book2


Photo_7


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2006年10月23日 (月)

男はつらいよ 第35作 寅次郎恋愛塾

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第35作。

10/21/06の放送は、「第35作 寅次郎恋愛塾」。昭和60年=1985年8月の公開。

マドンナは、樋口可南子
最初と最後の舞台は、長崎、五島列島で、間の舞台は、東京と秋田の鹿角。
最後に「レ・ミゼラブル」。

寅さんは、五島列島上五島で、ふとしたことで、おばあさんと知り合うが、そのおばあさんが亡くなってしまう。土地柄、おばあさんはキリスト教徒。その葬儀に参列すると、孫娘の若菜(樋口可南子)が東京からやってきた。

若菜は、おばあさんが亡くなったことで、身寄りがいなくなってしまう。

幸薄い美しい若菜に会い、寅さんは、またいつもの恋心を芽生える。

東京に戻った寅さんは、葬儀参列の礼状をもらい、若菜が、身寄りが無く、職探しをしていると聞いて、親身に世話を焼き始めるが、若菜のアパートに、同じく若菜に惚れている民夫(平田満)と知り合う。民夫は、司法試験に挑む最中のガリ勉で、色恋には全くのうぶな男。若菜に惚れる余り、試験勉強に身が入らない。

最初は、民夫をからかうが、寅さんが、二人の間を取り持つことになる。
「惚れているなら、勝負しろ!」まさに、寅さんの「恋愛塾」なのである。
「そりゃぁ、お前は秀才かもしれない。法律のこと、こんなに知っているかもしれない。しかし、事、色恋にかけては、俺の前では、お前は、嘴の黄色いひよこも同然だよ!」

いつもの寅さんのアリアが冴える。

若菜のセリフも、男には、ぐっとくる。

追記;NHK放送での「寅さんレビュー」でも言っていたが、これは聞かせる映画である。

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2006年10月16日 (月)

男はつらいよ 第34作 寅次郎真実一路

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第34作。

10/14/06の放送は、「第34作 寅次郎真実一路」。昭和59年=1984年12月の公開。

マドンナは、大原麗子。高度成長期のモーレツ証券マン、しかも中間管理職の課長である富永(米倉斉加年)の妻「ふじ子」役。

その富永が、寅さんと焼き鳥屋で、知り合い意気投合し、その富永の家に酔っ払って転がりこむ。その富永の家で、「ふじ子」と出会う。

ある日、その富永が、蒸発して行方不明となる。その内にその人妻「ふじ子」に惹かれていく自分に気付く寅さん。その富永を鹿児島まで一緒に探しに行くなど、心配して寅さんが、あれこれ世話を焼く。

鹿児島のとある宿での会話。

ふじ子「あの綺麗な海や静かな温泉を見た時、わたし・・今まで気が付かなかった主人の心の奥の方を覗いた様な気がしたの。」
寅さん「・・そうですね。本当に課長さんはいい人だから。」
・・・
ふじ子「そうねぇ。いい人だったのねあの人。・・・寅さん。」
寅さん「はい。」
ふじ子「私、覚悟しているわ。どんなことが起きても。」
寅さん「そんな事はねぇ。奥さんの旦那さんは、きっと生きているよ。たとえどんな事があったって、俺、必ず探し出してみせるから、なぁ。」
ふじ子「そんな、気休めなんて言わないで。」
寅さん「奥さん」とそっと肩に手を触れる。

そこへ宿屋の女将さんが、タクシー運転手が寅さんを呼びに着たと告げる。

ふじ子「何処に行くの。」
寅さん「さっきの運転手の家に泊めてもらうってことを約束しましたんでね。」
ふじ子「どうしてそんな遠慮するの。もう一つ部屋を取れば良いじゃないの。」
寅さん「好きであんなやつの所に泊まりに行く訳じゃありません。旅先で、妙な噂がたっちゃ、課長さんに申し訳ないと思いまして。」
ふじ子「つまんない、寅さん。」 (あ~、何で女性はこんなセリフを言うのだろう・・・男はつらいよ!)
寅さん「奥さん、俺は、汚ねぇ男です。ごめんなすって。」

己が醜い。俺は醜いと悩む、純情可憐な男、寅さんである。
人妻に惚れ、恋する余り、蒸発しているご主人が帰ってこなければ良い、そんな事を心の何処かで願っている自分に気付いて、ぞっとする。

「自分の醜さに苦しむ人間は、もう醜くはありません。」と言う、博の言葉は重い。

恋物語と同時に、重要な事は、高度成長期の日本から失われていく、古き良き日本の風景、文化への山田監督の思いであろう。

あ~、男はつらいよ!


~寅さんのアリアから~
寅さん「花に例えれりゃ、薄紫のコスモスよ。・・・あーぁ、もったいねぇ。」

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2006年10月 9日 (月)

男はつらいよ 第33作 夜霧にむせぶ寅次郎

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の第33作。

10/7/06の放送は、「第33作 夜霧にむせぶ寅次郎」。昭和59年=1984年8月の公開。

1984年と言えば、私が、大学「5年」生活を終え、就職した年。学生という、言わば、気ままなフーテン生活を終え、まっとうな?堅気?の社会生活に入った年でもある。

さて今回の舞台は、北海道、根室。場所柄、「霧」が印象的。

今回のマドンナは、「フーテンの風子」役の中原理恵。同じ「フーテン」同士で寅さんと意気投合する。

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2006年9月30日 (土)

再放送!渥美清の肖像~知られざる役者人生~

こちらの記事で紹介しました、先日放送された「渥美清の肖像~知られざる役者人生~」が本日、再放送されます。

通常の「男はつらいよ」が、今週は、お休みで、その代わりに、「渥美清の肖像~知られざる役者人生~」の再放送です。

お見逃しの方、渥美清の素顔が見れます!必見です!

□渥美清の肖像~知られざる役者人生~(再)
[BS2]9/30(土) 後9:00-10:45
映画「男はつらいよ」の主人公フーテンの寅を
演じて国民的人気者になった渥美清。
2006年夏、没後10年を迎えた。
浅草のストリップ劇場から出発し、
テレビ・舞台・映画の第一線で幾多の
名演を残した渥美は自らの
人生について多くを語ろうとはしなかった。
今、あらためて名優の歩んだ波乱の
人生を追跡し、半世紀にわたる
役者人生に新たな光をあてる。
【出演】イッセー尾形
NHK BS ファン倶楽部メルマガより引用




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2006年9月24日 (日)

男はつらいよ 第32作 口笛を吹く寅次郎

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発の32作目。

昨日9/23/06の放送は、「第32作 口笛を吹く寅次郎」。昭和58年=1983年12月の公開。

舞台は、「博」の故郷、岡山高梁。第8作 「寅次郎恋唄」で登場した、「博」の父親(志村喬)の実家も出てくる、あの同じ場所である。

旅に出ていた寅さんは、「博」」の父親の墓前を訪れる。その際、菩提寺で、マドンナ 朋子役(菩提寺の和尚の娘役)の竹下景子に出合う。そして例の如く、寅さんの恋が始まるのである。

また私が感じ入ったセリフを拾ってみました。(長文です。)


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2006年9月21日 (木)

男はつらいよ 第31作 旅と女と寅次郎

9/16の放送は、第31作 「旅と女と寅次郎」。昭和58年=1983年の作品。

今回のマドンナは、都はるみで、この作品での役も、演歌の女王、京はるみ。いわば和製「ローマの休日」ともいえるかもしれない。この都はるみは、「普通のおばさん」になりたいと引退宣言するいわつつきのもの。

密かに悩みをかかえ、過密スケジュールから、そっと逃れた(失踪した)スター・京はるみが訪れた先が新潟の港。そこで寅さんと出会う。その寅さんは、彼女が、スターとは知らずに、一緒に佐渡に渡る。

一方、彼女のマネジャーたちは、失踪した彼女を必死に探し回る。京はるみの所属事務所の社長以下、マネージャー、スタッフといろいろな名優が脇を固める。

脇を固める俳優は、藤岡達也、中北千枝子、桜井センリ、細川たかし、ベンガル、木の葉のこが充実してますな。

佐渡に渡った、寅さんと京はるみは、同じ民宿に泊まり、そこで、宿主の北林榮は秀逸。そうそう、宿で、都はるみと寅さんが、「矢切の渡し」を歌をシーンは良いですね。

内容は、京はるみこと都はるみの演歌オンパレードなので、今までの作品よりは、私的には、落ちるというのが正直の感想。

次回作へ、期待を含まらせよう。もちろん、今回作品もDVDに録画しています。


宿で、都はるみと寅さんんが歌う「矢切の渡し」は秀逸。

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2006年9月10日 (日)

男はつらいよ 第30作 花も嵐も寅次郎

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発

昨日9/9/06の放送は、「第30作 花も嵐も寅次郎」。昭和57年=1982年正月映画の公開、マドンナは、田中裕子とそれに沢田研二も登場。

寅さんは、今回は、田中裕子(蛍子)と沢田研二(三郎)のキューピッド役。

蛍子に惚れこんだ三郎が、寅さんに橋渡し役をお願いするが、一旦は断れてしまう。その理由を聞くシーン。

寅さん:「お前があんまり二枚目だから。」
三郎:「寅さん、男は顔ですか。」
寅さん:「そうじゃ、ないの?」
三郎:「そんな、馬鹿な!」
おばちゃん:「なんだか知らないけど、おやめよ。寅ちゃんに人の顔のことなんか言えるわけないだろう。」
寅さん:「おばちゃんは黙ってろよ。男同士の話なんだから。な、三郎青年。」
三郎:「・・・寅さん、恋をしたことありますか」
寅さん:「おい、こら、お前誰に聞いているんだ。恋をしたことがありますか。よく言うよ、お前。俺から恋をとってしまったら、何が残るんだ。」

さくらとひろしの馴れ初めの話しも何回か出てきて、恋の話しが満載。

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2006年9月 5日 (火)

「渥美清の肖像~知られざる役者人生~」

日付変わって昨晩9/4、NHKで「渥美清の肖像~知られざる役者人生~」というドキュメンタリー番組を見た。

没後10年を迎える俳優「渥美清」に焦点を当てたもので、いわゆる「寅さん」以外のいろいろな俳優・役者人生を見せてくれた。

「寅さん」という役名で、だれでもが「渥美清」を思い浮かべる。番組内でも云っていたが、作品の役名で、「渥美清」を特定できる唯一の俳優。数々の有名な役者がいるが、作品の役名ではなく、皆、役者としての芸名で知られている。

でも、そこに至る過程には、いろいろな人生があり、名声を手にした後にも、数々の苦悩があった。

「寅さん」以外にチャレンジしたいという想いは、あったが、最後は、「寅さん」を演じきる選択をした「渥美清」。

残念なことに、この番組を録画し損ねたこと。再放送を期待したい。

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2006年9月 3日 (日)

男はつらいよ 第29作 寅次郎あじさいの恋

昨晩(9/2)は、第29作 「寅次郎あじさいの恋」の放送であった。

昭和57年=1982年の作品。マドンナに いしだあゆみ の登場。

これは、良い作品だ。久しぶりに寅さんの「純」な恋心が見事に描かれていたと思う。
「かがり」=いしだあゆみの故郷、丹後での2人きりでのシーンは、めずらしく色っぽい。寅さんの狸寝入りなどは、心憎い。いしだあゆみの演技も光る。

第28作で、納得がいかなかったので、この第29作は、心の内に秘めた細やかな心情を描いており、秀逸であった。

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男はつらいよ 第28作 寅次郎紙風船

先週8/26放送された第28作 寅次郎紙風船。

昭和56年=1981年の作品で、マドンナに音無美紀子、準マドンナに岸本加代子が登場。

前半は、愛子=岸本加代子のおどけ役と寅さんの珍道中と光枝=音無美紀子との出会い、そのしっとりとした対比を楽しんでいた。

しかし、光枝が東京に出てきてから、寅さんと再開するシーンから、何故か納得がいかない。あの福岡・柳川でのしっとりとした光枝と東京に出てきてからの光枝の「変身」がつながらないである。

そんなことで、先週、寅さん鑑賞記を書けないでいた。

本編の前に「寅さん百科」が放送されるが、「雪駄」がテーマであった。寅さんは、夏でも冬でもいつも雪駄。その雪駄は、千利休の考案とか。「雪」の字が使われている通り、まさに冬の雪道で使うために考案されたとのことでした。

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2006年8月20日 (日)

男はつらいよ 第27作 浪花の恋の寅次郎

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発

昨日8/19の放送は、「第27作 浪花の恋の寅次郎」。昭和56年=1981年夏の公開、マドンナは、絶頂期の松坂慶子

メインの舞台は大阪。ふみ(マドンナ)=松坂慶子と出会うのは、瀬戸内海の島だが、大阪で働いていると聞いていて、寅さんも、そのふみさんがいる、大阪へ移り(と思われる)商売する。その商売で、売っているのが「愛の水中花」という名のもの、言わずとしれた、松坂慶子のヒット曲とかけている。その大阪で、偶然、ふみさんと再会する。仲良くなった芸者ふみさんと、デートもする。ふみさんに長い間別れ別れになった弟がいると聞くと、ふみさんと寅さんが、弟探しに出かけ、そこで、思わぬ事実を知る。

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2006年8月16日 (水)

男はつらいよ 第26作 寅次郎かもめ歌

NHK-BSで放送されている、男はつらいよ あゝ失恋48連発を毎回録画して、DVD化している。

本編はもとより、前後に放送される「寅さん百科」や「寅さんレビュー」も楽しみである。

さて先週放送されたのは、第26作「寅次郎かもめ歌」。 マドンナは、すみれ役で伊藤蘭である。

今回は、「寅さん」のマドンナへの恋、というより、マドンナの男親代わりという感じである。

実は、今回の作品で、初めて、「寅さん」の生年月日が判る。
「寅さん」は、昭和15年11月29日生まれ、40歳という設定である。渥美清本人は、昭和3年3月10日で、この作品の時点では、52歳であったとのこと。

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2006年8月 6日 (日)

再開、「男はつらいよ」-第25作 寅次郎ハイビスカスの花

NHK-BSで放送されている「男はつらいよ」が、昨日から後半の放送が再開された。

後半最初の放送は、第25作「男はつらいよ 寅次郎 ハイビスカスの花」。
マドンナは、「リリー」こと浅丘ルリ子。沖縄が舞台になっている作品。

久しぶりに見た「寅さん」。やはり良いなぁ~。
今回の作品は昭和55年夏公開とのこと。昭和55年=1980年。26年前。

寅さんのふと漏らすセリフ、「リリー、一緒に所帯持つか?」が印象的。
「私は白浜の松の木なのか、春になっても花は咲かない。好きな人とどうして一緒になれにのだろう。」とリリーが歌う沖縄の歌も良い。あ、それから、病気が治り、明日から沖縄の基地の米兵相手のバーで働くと言うリリーに対して、寅さんが、「みずくさいことを言うなよ、俺とリリーの仲だろう、お前の面倒は俺が見るから、余計な事は心配するな」というと、「私たち、夫婦ではないだろう?」と切り返すリリー。

マドンナも良いけれども、私はいつも「さくら」の倍賞千恵子が好き。

とにかく、寅さんシリーズはこれからも毎回見るぞー。





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2006年3月25日 (土)

ゴールトベルグ変奏曲とハンニバル・レクター

「クラリス!」と呼びかけるハンニバル・レクター。

バッハゴールドベルク変奏曲は、映画「ハンニバル」に使われ、そして「羊たちの沈黙」にも使われ、いわばレクターのテーマにもなっていたもの。

冒頭のこのアリアの部分が繰り返し、映画では使われている。

この一連の映画「羊たちの沈黙」「レッドドラゴン」、そして「ハンニバル」の3部作は、好きな映画である。中でもハンニバル・レクターに扮するアンソニー・ホプキンスは、その気品ただよう恐ろしさが最高に良い。ジョディ・フォスターも好き。

一方、ゴールドベルグ変奏曲は、バッハが不眠症の伯爵の長い夜を癒すために作曲したという逸話があるらしい。

静寂の世界に、その恐ろしさ、恐怖を与えるには、格好の演出を与える。

映画と音楽、どちらとも楽しめます。

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2005年7月21日 (木)

スターウォーズ3観て来ました

今日、スター・ウォーズ エピソード3を見てきました。

スター・ウォーズにそんなに思い入れあるわけではないのですが、一応なんやかんやで全部見ているので、間を埋める今回の作品も何か気になって、観てしまった感じです。

平日の昼間なので、そんなに混んでもなく、ゆったりと観られたのも良かったです。因みに有楽町マリオンで観ました。

細かいところはいろいろありますが、観ていて、まぁ満足しました。

やはり人間を描いているのだと思いますが、今回のは、IVに繋がるとはいえ、今までの中で、一番、悲しいものではないでしょうか。IV、V、VIときて、I、II、IIIと来るところに穿った見方ができないわけではないですが、まぁ、それなりに楽しめました。

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2005年7月13日 (水)

鶴瓶と伊藤四郎

今、日本TVで、鶴瓶と伊藤四郎の即興漫才を見た。

面白かった。全くのアドリブ。

でも間が面白いし、話題が豊富。

もともと伊藤四郎は大好きだったし、鶴瓶もあの独特の面白さがある。

アドリブだし、二人の間合いは違う。でも、アドリブでも客をつかむ手腕は二人とも凄い。

大人の芸人!

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